こんにちは。
インドに行ってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、メインで滞在していた『ダラムサラ』が大変いい場所だったので、遅れながらもブログに書かせていただきます♪
前回のブログで取り上げたアムリトサルから更に北部へバスで山道の中揺られること5時間。
バスは満員でイスが埋まっていたので、通路にたちっぱなし。中に乗っていたのは私以外全員男性だったので少しドキドキしていたのですが、皆さんとても親切で優先して椅子に座らせてくれました。
深夜2時頃にダラムサラの駅に到着してから、寝ているタクシーのおじさんを起こして、そこから1時間くらい先の目的地マクロード・ガンジーに降り立ちました。標高1300mくらいのところにあります。
タクシーを降りたところに深夜にもかかわらずホテルの人が広場に集まっていたので、すぐに宿泊先を決めることができました。
夜は昼間寝ている野犬たちが、町の中を走り回っていて少し怖い雰囲気でしたが、朝起きるとお店もたくさんあり、とても活気のある町であることがわかりました。
ダラムサラはインドの中のチベットと言われていて、チベット亡命政府のある町です。ダライ・ラマ法王を筆頭に多くのチベット人が住んでいます。
チベット人の友人がいたので、その繋がりでチベット人の人にバイクで色々と町の中を案内していただきました♪
崖沿いにはカラフルな建物がたくさんあり、チベットの風習でルンタという5色の旗が至る所で建物にかかっています。朝はヒマラヤ山脈から日が昇り、少し奥地へ行くと山や滝があり、小鳥の鳴き声もたくさん聞こえる自然が豊かな場所でした。
ヨガも盛んで、ヴィパッサナー瞑想施設やアイアンガーヨガの施設等、ヨガの施設がたくさんあります。
またバックパッカーたちの沈没地になっていたり、その他にも習い事やオシャレなカフェもたくさんあります。
カフェのメニューはどれもとても美味しく、ヴィーガンのメニューもたくさんあります。
ご飯も美味しいお店が沢山ありました♪
偶然ダライ・ラマ法王のティーチングを近くで聞くことができ、宗教の垣根を越え、平和と愛のお話は大変感動的でした。
上の写真にあるノルブリンカ芸術文化研究所はチベット仏教の精神的・文化的遺産、伝統芸術・技術を保存し発展させるための取り組みが行われています。そしてこの建物を担当した建築家さんはなんと日本人でした!
チベットの文化に触れて知った事ですが、実はヨガのクラスの最後にチーンと澄んだ綺麗な音色で鳴らしている楽器、『ティンシャ』もチベットの文化に関係があるものです。
もともとはチベット仏教でチベットの高僧・尼僧が用いる法具のひとつです。
ティンシャの表面に刻まれているのは、「オン・マニ・ペメ・フム」と読みチベット仏教でもっとも多く唱えられている観音菩薩の真言(マントラ)です。
「オム・マニ・ペメ・フム」(Om・Mani・Padme・Hum)は、細かく分けるとオム・マ・ニ・ペ・メ・フムという六つの真言(Six-syllable mantra)で構成されています。ダライ・ラマ法王によると、これら六つの真言は、私たちの不浄な身体・言葉・思考を、完全に統一された秩序と知恵の教えの道に導くことにより、仏陀になれるということを意味しているそうです。
一度鳴らすと、このマントラを唱えたことになるそうです。
模様にまで素敵な意味が込められてることを知り、改めてヨガって奥深いなぁ~と感じました☺♪
最後まで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました★