先日のお寺ヨガの様子です💗
2月15日は「涅槃会」(ねはんえ)といって仏教にとってはとても大切な日だそうです。
この日はお釈迦様の命日と言われいて、お釈迦様の最期の様子を描いた掛け軸が期間限定で掛けられていました。
お釈迦様が弟子や沢山の生き物に囲まれる様子から大変慕われていたのがわかります。
お釈迦様の最後の教えは、
「私の亡きあとは、私ではなく自分自身をより所として、また私が伝えた教えを、闇を照らすともしびとして、歩んでゆきなさい」
お釈迦さまは個人崇拝の対象となることを否定され、弟子一人ひとりが確かに、自立して進むことを求めたのでした。
そして「もろもろの存在は変わりゆく。怠らず精進しなさい。」という最期の言葉を残し、静かに息をひきとったのでした。
この考え方はヨガにも通じるところがあります。何かを崇拝し、依存するのではなく、自分自身を信じ、精進していく姿勢。
執着心は家族、パートナー、友人、ペット、趣味等、様々のところに湧いてきます。
執着の対象が例え偉大な人物であっても、諸行無常に移り変わる人生の中で、それは時として自分を助けてくれますが、執着心が強くなりすぎると、逆に自分を深く傷つける対象にもなり得ます。
その想いが強ければ強いほど固執し、自分自身が苦しめられてしまうのです。
ですから、周りの環境に頼りすぎず、自分自身を精進していくことがやはり大切です。
グッと握りしめた手を、たまには優しく解いてみてください。
思い切って手放してみましょう!
そんな気持ちで、ものに感謝の気持ちを込めながら、断捨離中の私です🥰